武蔵野プレイス前にある「境南ふれあい広場公園」について、武蔵野市が再整備に向けた検討内容やイメージ図を公開しています。
令和6年度には市民参加型ワークショップが全5回開催され、「芝生」「イベント利用」「子どもの安全」「木陰」など、駅前広場のあり方について議論が行われました。
また、この工事に伴い、2026年の「境南盆おどり」や「さかいマルシェ」など、プレイス前で長年行われてきた地域イベントにも影響が出始めています。
今回は、境南ふれあい広場公園の歴史や再整備の経緯、今後の予定についてまとめます。
もともとは「食糧庫」だった場所
現在の武蔵野プレイス・境南ふれあい広場公園周辺は、かつて「農水省食糧倉庫」があった場所として知られています。
戦後は国有地となり、その後長い時間をかけて地域利用が検討され、現在の武蔵野プレイス整備へとつながっていきました。
武蔵野プレイス建設時の経緯については、武蔵野市公式サイトにも掲載されています。

現在では、
- 武蔵野プレイス
- 境南ふれあい広場公園
- イベント広場
として、市民の交流空間になっています。
武蔵野プレイス前の「境南ふれあい広場公園」
境南ふれあい広場公園は、武蔵境駅南口すぐ、武蔵野プレイス前にある駅前広場です。
芝生と木々が特徴で、
- 子どもの遊び場
- 待ち合わせ
- 休憩
- 地域イベント
など、武蔵境の日常風景にかなり馴染んだ場所になっています。
一方で、武蔵野市によると、
- 芝生維持
- 夏場の暑さ
- イベント利用との両立
- 動線
- 老朽化
などの課題も出てきていたようです。
市民ワークショップで再整備を検討
武蔵野市は令和6年度、「境南ふれあい広場公園ワークショップ」を実施。
ワークショップ通信も公開されています。

全5回にわたり、
- 公園の現状把握
- 理想の使い方
- ゾーニング
- 計画案の比較
- 最終案の整理
などが行われました。
資料を見ると、
- 「芝生は残したい」
- 「イベント利用もしやすく」
- 「木陰を増やしたい」
- 「子どもが安全に遊べる空間に」
- 「プレイス前らしい居場所に」
といった意見が多く出ていたようです。
最終的な整備イメージはこちら

最終案では、
- 中央に円形芝生
- 周囲に回遊できる園路
- 木陰・ベンチの増加
- イベント利用しやすい空間
などが盛り込まれています。
現在より芝生面積はコンパクトになる一方、「駅前広場としての使いやすさ」を重視した方向性になっているようです。
武蔵野市は、
「緑を確保しつつ芝生面積を縮小させ、賑わいにも対応したプラン」
と説明しています。
令和7年度に詳細設計、令和8年度に整備工事を予定しているとのことです。
工事の影響でイベントにも変化
今回の再整備に伴い、プレイス前イベントにも影響が出始めています。
境南盆おどりは2026年中止
境南盆おどり実行委員会は、2026年の開催中止を発表。
例年8月に開催されていましたが、
「境南ふれあい広場公園の大規模改修工事」
により使用できなくなるためとのことです。
長年続いてきた地域イベントだけに、残念に感じる方も多そうです。
さかいマルシェも2026年度は6月まで
また、プレイス前で定期開催されている「さかいマルシェ」も、
「今年度は7月以降プレイス前工事につき6月までの開催」
と案内されています。

駅前の風景が少しずつ変わっていくタイミングに入ってきたことを感じます。
武蔵境の“駅前広場”が変わるタイミング
境南ふれあい広場公園は、
- プレイス前で待ち合わせをする人
- 子どもを遊ばせる家族
- イベントを楽しむ地域の人
- ベンチで休憩する人
など、武蔵境の日常を支えてきた場所でもあります。
今回の再整備では、「芝生を守る」だけでも、「イベント重視」に振り切るわけでもなく、その両方をどう両立するかがテーマになっている印象でした。
完成後、武蔵境の駅前空間がどんな雰囲気になっていくのか、引き続き注目したいと思います。


